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    こまけだら

    Author:こまけだら
    早稲田大学教育学部社会科社会科学専修卒業。現在は自宅警備員、家事手伝いを兼業。

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2011/11/25(Fri)

大学三年、そろそろ就活を始めなければならない時期に、皆が平然と就活をし始めたのが不思議でならなかった。
就職し、その後数十年にわたって働いていくことに何の疑義も持たずにいられるのが、正直羨ましかった。
俺はもうその時点で躓いていた。
「あくせく働いて歩んでいくこれからの人生に価値を見いだせなかった」とでもいうべきか。
親戚や両親の知人などから、こういうフレーズを聞いたことはないだろうか。
「〇〇くんはいま大学生か。今が一番楽しい時だね。働き出したらなかなか時間も取れないからねえ。遊べるのは今のうちだけだよ」と。
多分だれもが一度は聞く言葉だと俺は勝手に思っている。
しかし、俺はこの言葉を聞いた時に愕然とした。
今ただでさえつまらないのにこれ以上つまらなくなるのか!?
同時に、これ以上つまらなくなる人生を生きて何になるんだ?とも思った。

それでも生きていればあるいは良いこともあるかもしれない。
現に今までだって良いことが全くなかったわけでもない。
ならがんばって生きていくべきかとも思った。
そういう思考が出来る程度には俺はまともだ。
でもそういう思考とはまた別に「頑張って何になる?」という声もまた自分の内側から湧き出てくる。
正直言って疲れた。
今までやってきたこと、今やっていること、これからやることにいったいどれほどの価値があるのか?
こういう時に夢や将来の目標といったものがあればいいんだろうけど、あいにくそういったものは持ち合わせていない。
それでも強いて言うなら隠居がしたい。もう疲れた。
俗世から離れて一人で静かに余生を過ごしたい。
そこまで考えた時、実はいまの生活が最もその理想に近いことに気付く。
まあ今の生活は自分の力によって成り立っているものではないし、
親からの圧力を受け続ける限り平穏な生活など望むべくもないのだが。

「面倒くさいやつだな、もう死ねよ」と言われたら俺はそれに対して反駁する材料も気力もない。
あるいは本当にそうするべきなのかもしれない。
親を悲しませてまで生に執着したくはない。
いっそ親を憎めれば、あるいはその怒りが気力を湧き上がらせてくれたのかもしれない。
でもそれはできない。
親には感謝でいっぱいというわけでもないが、だからといってただ憎むこともできない。
親の苦労もわかってしまうから。もうそういうことが断片的にでも分かる年になってしまったから。

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